Salif Keitaの最高傑作との声が多いアルバム。
エレクトリック・サウンドもいいですが、この美しいアコースティック・サウンドも素晴らしいです。
西欧の音楽とアフリカ音楽をうまく混成してきた彼ですが、今回はかなりアフリカ寄りとなっています。
多くのアフリカ由来の楽器が使われていますが、重厚さは感じません。むしろそぎ落とされた感覚ですが、その多くの楽器が強烈なグルーブを生み出しています。
ミッドテンポの曲もいいですが、静かな曲もまたよし。
リラックスしたときに聴きたい一枚です。
Blues, Fusion, Japanese Pop, Jazz, Latin, Pop, R&B, RAP, Reggae, Rock, Techno, World
1曲目、表題曲のオープニングに驚かされます。というか、ほぼギターの音ですよね。まあ、エレクトリック・ベースはギターの低い方4本と言えなくもないですから、もっともなんですけど。
前作"Give, Get, Take and Have"から引き続いてのラヴ・ソング路線です。
ブルーズバンドだったFleetwood Macには、彼のポップセンスは良かったでしょうし、アメリカ進出のためには好都合だったのかもしれません。