2016年2月27日土曜日

L'as De La Chorale / Papa Wemba avec Stino (1989)

Papa Wembaの音楽は、西洋のPopフレーバーを効かせたアフリカの音楽と言えますが、そのバランスが素晴らしい。
独特のギターとパーカッションがいいですね。

しかし、そのルーツは以外にもキューバにあるようで、キューバのルンバとキリスト教会音楽とアフリカ古来のリズム、それと西洋のPopが混じってこのようなサウンドになったのは意外です。

コンゴ(ザイール)といえば、モブツ、アリ、エボラ、コンゴ紛争。フランス語が公用語だそうで、そのつながりでPapa Wembaもパリに行って活躍したのでしょうか。(でも元はベルギー領だそうです。)

2016年2月20日土曜日

自由律 / 黒木渚 (2015)

詩の力、若き性。
引き込まれるものがあります。

よく考えられた現代詩で、勢いだけではなく、言葉ひとつひとつがしっかりと推敲と計算がされていると思います。

メロディラインにもう少しポップさが欲しいのと、アレンジでさらに良くなるんじゃないかと思えます。

成長を期待。

Music Is My Sanctuary / Gary Bartz (1977)

Mizell兄弟を迎えての第2弾。Donald Byrdとのときのように、全くMizell調になっていないのは、やはりGary Bartzの曲であるということと、彼のセンスなんでしょうか。いい感じに仕上がっています。

ハイライトは主題曲ですが、途中のSyreeta Wrightのヴォーカルも効いています。

それにしても、"Swing Thing"なんかは、バックのタイトなファンクビートに乗せて、気持ちよく吹いてますな。

2016年2月13日土曜日

New Amerykah Part One (4th World War) / Erykah Badu (2008)

少し分かりづらいですが、相変わらずクールでヘビーです。

思えば、1枚目から3枚目は傑作でした。
このアルバムでは、ポップさのある曲はほとんどありません。(前はあったのか、ということも言えますが)

しかし、しっかりErykah Baduの音楽になってます。