2016年1月30日土曜日

Home / Delaney & Bonnie (1969)

後のバックバンドが、Derek & the Dominosのメンバーになった、ということの興味がなければ、Delaney & Bonnieも聴くことはなかったでしょう。
そういう意味では、それほどのビッグネームでなくても、素晴らしい音楽を残した僕の知らないミュージシャンって結構いるのかもしれません。

このファーストアルバムは、彼らがスタックス・レーベルに残した唯一のものですが、Booker T. & the MG'sのバックに支えられて、最高の出来です。
最初の数曲のハッピー・ソングが特に気に入りました。

全体的にソウルとブルーズとロックがいい具合にブレンドされています。

Bonnie Bramlettのブルージーなヴォーカルもいいです。Aretha の姉の Erma Franklin の "Piece of My Heart" をカヴァーしていますが、Janis ほどディープにならずに、劣らないヴォーカルを聞かせてくれます。

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2016年1月24日日曜日

Acid / Ray Barretto (1968)

RockとSoulの融合、JazzとFunkの融合など、境目にある音楽、クロスオーバーな音楽はたいがい好きなのですが、ことブーガルーについて言えば、正直あまりいただけません。
N.Y.で生まれ育ったBarrettoにとって、R&Bフレーバーを取り入れ、英語で歌うことは違和感がないことなのかもしれません。

とはいえ、このアルバムの中で光を放っているのはやはり、数曲収められてるサルサナンバーです。

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2016年1月16日土曜日

Pressure Sensitive / Ronnie Laws (1975)

元町の中古レコード屋で、"Always There"を初めて聴いたときの衝撃は今も忘れません。20数年前だったでしょうか。
カッコ良かったですね。

後に歌詞ありでSide EffectやIncognitoがカバーしていますが、ここでもRonnie Lawsは、まるで"Always There"と歌詞があるかのようにメロディを吹いています。

名曲です!
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2016年1月10日日曜日

Give, Get, Take and Have / Curtis Mayfield (1976)

前年の名作"There's No Place Like America Today"から大きく方向性を転換して、ラブソング中心のアルバムとなりました。
70年代後半のラブソング時代の幕開けです。

前作でのヒリヒリとした緊張感は薄れ、サウンドがより厚く、洗練されています。
相変わらずのファルセットヴォイスは、メロウサウンドにぴったりなんですね。

70年代後半はおそらく商業的な成功はなかったと思いますが、、70年代前半の社会派路線よりも、素晴らしい曲がたくさんあるのではないかと思っています。
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2016年1月4日月曜日

Echoes of Dreams / Malia (2004)

マラウィ出身の英国シンガーMaliaのセカンド。
ファーストがジャズで、サードがR&Bとすると、このセカンドはポップ/ロックにフォーカスしたものと言えます。

独特のスモーキー・ヴォイスと、少し異国情緒のある発音が心をとらえ、仏ミュージシャンAndré Manoukianの作るサウンドは、チープですが逆に雰囲気を作っています。

それにしても、すらりと伸びた手足に、オニツカのスニーカーがカッコいい。

(マラウィという国は知りませんでしたが、アフリカ東南部の小さな国で英国領だったんですね。)
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