2014年7月27日日曜日

The Great David Ruffin: The Motown Solo Albums / David Ruffin

 
  68年にテンプテーションズをクビになった後の、ソロ・アルバムのコンピレーションです。
これが素晴らしくカッコいい。才能は声だけのはずなのに。
69年の2枚と、73,74の2枚ですが、その間に音楽環境は大きく変わりました。
Stand!(69)、Sex Machine(70)、Donny Hathaway Live(72)、Super Fly(72)、Back Stabbers(72)、Talking Book(73)、Let's Get It On(73)......
スーパースターから、時代に取り残されたトラブルマンになってしまいましたが、後半2枚もいいデキです。

2014年7月12日土曜日

Siembra / Rubén Blades ,Willie Colón

この2人のコラボはシナジーです。
リズム(ノリ)とメロディとタイトなアレンジが素晴らしい。
ラティーノとしてのアイデンティティの主張と、アメリカ社会のマイノリティを憂慮しているらしい。(スペイン語が分からないのが残念)
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2014年7月6日日曜日

The Complete Pacific Jazz Recordings / Gil Evans

ギル・エバンスは僕の一番好きな音楽家です。
これは初期の"New Bottle, Old Wine"と"Great Jazz Standards"の2枚を合わせたもので、スタンダード曲をモチーフに編曲家としての才能をフルに生かした傑作です。
一つ一つの楽器の音を組み合わせて、独特の知的なサウンドを作り出せる能力に感服します。
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