2014年12月29日月曜日

Rock Art and the X-Ray Style / Joe Strummer & the Mescaleros

その声を聞いただけで興奮してしまうのは何なんでしょう。
強烈なレゲエ・ビートで始まり、アフリカン、カリビアン、フォーク、テクノ、パンク...少しまとまりないけど、リラックスした雰囲気が、彼が音楽を楽しんでるなあ、と感じます。
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2014年12月20日土曜日

Street Player / Rufus & Chaka Khan

ついにジャケットでもRufusとChaka Khanがただの併記になってしまいました。
このあとChaka Khanはファーストソロアルバムを出します。
しかし、強力な"Stay"と"Turn"が入った名作です。
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2014年12月13日土曜日

Soro / Salif Keïta

マリのスーパースターSalif Keitaの記念すべきソロデビュー作。
パリでの録音は、いろいろなスタイルのミクスチャー・モダン・ミュージックになっています。
陳腐化しない、エバー・グリーンですね。
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2014年12月7日日曜日

Viva! Vaughan / Sarah Vaughan

ボサ・ノヴァ・ジャズブーム(Big Band Bossa Nova:1962, Getz/Gilberto:1964,ちょっと違いますがUna Mas:1963も好きです)に乗った、1965年の作。
軽やです。リズミカルで、独特の太さのあるヴォーカルは、どのような音楽スタイルでも一貫しています。
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2014年11月30日日曜日

Wild & Moody / 高橋幸宏

YMO"散解"直後のソロですが、ビッグドラム、抑揚を抑えたヴォーカル、女性コーラスが特徴の秀作です。前作までの歌謡路線をきっぱり捨て、ブリティッシュ・ニューウェーヴに取り組んでいます。7曲、ミニアルバムが惜しい。

2014年11月22日土曜日

Reventó / Héctor Lavoe

ジャンキーのHéctorは、この時期だいぶ落ち目だったはずですが、以前とまったく変わらず、若々しく躍動感のあるヴォーカルです。彼の歌と成功は、数多くの移民プエルトリカンにとって、力強い心の支えになったのでしょう。
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2014年11月16日日曜日

Tour de France Soundtracks / Kraftwerk

ツールドフランス100周年を記念した2003年のアルバム。
昔のKraftwerkのメロディはそれほど好きではなかったのですが、これは素晴らしいでき映えです。心地よいサウンドとリズム。ミニマリズムのモダンアートに通ずるものがあります。
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2014年11月9日日曜日

Lite Me Up / Herbie Hancock

'82年のこのアルバムのテーマはズバリ「Quincyサウンド」に違いありません。'79"Off The Wall(Michael Jackson),'80Light Up the Night(The Brothers Johnson),'81The Dude(Quincy Jones)をQuincyと作った Rod Tempertonをコンポーザーに加え、強力なブラックコンテンポラリーになっています。名盤です。
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2014年11月1日土曜日

Still Warm / John Scofield

ソリッドなギターサウンドが心地よいです。
当時一緒に参加してMiles DavisバンドのベースDarryl Jonesと、ドラムスOmar Hakimのリズムセクションもすばらしい。この2人はStingのバンドでも活躍しましたよね(StingにDarrylを引き抜かれたことに、Milesが激怒したというう逸話を思い出しました)。
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2014年10月25日土曜日

The Dance of Life / Narada Michael Walden

'80~'90にかけていいレコードには必ずプロデューサNarada Michael WaldenとエンジニアBob Clearmountainの名前がありました。
’79のこのアルバムでも王道のブラック・コンテンポラリーを聴かせてくれます。ほぼパーフェクトです。
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2014年10月13日月曜日

This One's for Blanton / Duke Ellington and Ray Brown

Duke Ellingtonのハイライトは'30~'40のビッグバンドだと思いますが、'50以降の少人数での録音にも目を見張るべきものがあります。これはベースとのデュエットですが、Ellingtonの弾くピアノが味わい深いです。
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2014年10月4日土曜日

Random Access Memories / Daft Punk

昔聴いたDaft Punk(松本零士のジャケットのやつ)はいかにもユーロ・エレクトロニカという感じでしたが、今回は音楽の幅が格段に拡がって大衆性があり驚きました。
これもPharrell WilliamsNile Rodgersのおかげでしょうか。
"Giorgio by Moroder"は涙ちょちょぎれます。
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2014年9月28日日曜日

Algo Especial Para Recordar / Celia Cruz & Tito Puente

カストロ革命後にキューバからニュー・ヨークに移住したCelia Cruzが、Tito Puenteと組んだ最後のアルバム。キューバ・ネイティブな歌唱力は他のサルサ・ミュージシャンとは一味違います。
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2014年9月21日日曜日

Just a Touch of Love / Slave

'79の、スムーズサイドを意識した4作目です。
表題曲のがベストですが、ミニマルな歌詞がダンス・ミュージックの真髄を表わしているように思えます。
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2014年9月12日金曜日

Whatever People Say I Am, That's What I'm Not / Arctic Monkeys

もう8年前らしいですね。
今は背負うものが重すぎて、少し身動きが取れなくなっているように思いますが、デビューの頃は軽々とした疾走感がすばらしいです。
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2014年8月31日日曜日

GIRL / Pharrell Williams

天才ですかね。
曲もいいですが、洗練されたブラックミュージックを奏でるアレンジが素晴らしいです。
どスケベな歌もサラッと。
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2014年8月24日日曜日

2014年8月19日火曜日

Old Sock / Eric Clapton

何でしょうね、この脱力感。
ジャケット写真のような、「老人の無精ひげ」の感じが合ってます。
すべて人の曲なのがいまいちにも感じられますが、それにも増して素晴らしいデキです。
レゲエベースの曲が秀逸です。
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2014年8月13日水曜日

Spinners / Spinners

フィリーソウル、と聞くだけで心が高ぶります。
"I'll Be Around"と"Could It Be I'm Falling in love"以外も素晴らしいサウンドで、非常に洗練されています。
今さら言うまでもない名盤ですね。
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2014年8月3日日曜日

Armed Forces / Elvis Costello & The Attractions

軽快なポップチューンを集めたサードアルバム。
気持ちはわかるけど、彼はAlisonやShipbuildingのようなスローな曲がええよね。
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2014年7月27日日曜日

The Great David Ruffin: The Motown Solo Albums / David Ruffin

 
  68年にテンプテーションズをクビになった後の、ソロ・アルバムのコンピレーションです。
これが素晴らしくカッコいい。才能は声だけのはずなのに。
69年の2枚と、73,74の2枚ですが、その間に音楽環境は大きく変わりました。
Stand!(69)、Sex Machine(70)、Donny Hathaway Live(72)、Super Fly(72)、Back Stabbers(72)、Talking Book(73)、Let's Get It On(73)......
スーパースターから、時代に取り残されたトラブルマンになってしまいましたが、後半2枚もいいデキです。

2014年7月12日土曜日

Siembra / Rubén Blades ,Willie Colón

この2人のコラボはシナジーです。
リズム(ノリ)とメロディとタイトなアレンジが素晴らしい。
ラティーノとしてのアイデンティティの主張と、アメリカ社会のマイノリティを憂慮しているらしい。(スペイン語が分からないのが残念)
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2014年7月6日日曜日

The Complete Pacific Jazz Recordings / Gil Evans

ギル・エバンスは僕の一番好きな音楽家です。
これは初期の"New Bottle, Old Wine"と"Great Jazz Standards"の2枚を合わせたもので、スタンダード曲をモチーフに編曲家としての才能をフルに生かした傑作です。
一つ一つの楽器の音を組み合わせて、独特の知的なサウンドを作り出せる能力に感服します。
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2014年6月28日土曜日

Aswad / Aswad

1976年のデビュー作。ほぼボブ・マーレイのイミテイトと言えるルーツ・レゲエです。
イギリスはサッチャー前の最悪の時期で、社会的にフラストレーションがたまってたんでしょうね。
Aswadはこの頃が最高、という人がいるのが分かります。
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2014年6月23日月曜日

Neil Young / Neil Young

ファースト・ソロ。この頃のニール・ヤングは冴えてたよね。この次の"Everybody Knows This Is Nowhere"も素晴らしい。
2曲目の"The Loner"は最高です。
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